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四川省について

四川省の地理気候

四川省について 四川省の地理気候

北西は青海省、北は甘粛省及び陝西省、東は重慶、南は貴州省及び雲南省、西はチベット自治区と接する土地です。全土が亜熱帯地域に属しますが、複雑な地形と夏風の影響で、東西の気候は大きく異なります。東の盆地は亜熱帯気候で、高温多湿。四季の変化に富みます。意外かもしれませんが、高原部は低温な乾燥地帯です。

紀元前3世紀の岷江治水の成功から、内陸でありながら肥沃な中国有数の米作地帯となっており、四川の人々は日本人と同じく米を主食としています。

始皇帝の秦の支配下、漢代初期まで流刑地でしたが、後漢のころには開拓も進み、三国時代の英雄・劉備の拠点としたほど豊かな地になりました。

西施・王昭君・貂蝉とともに古代中国四大美人に数えられる唐代玄宗皇帝の皇妃楊貴妃は蜀の出身であることが有名で、古代から美女の多い土地柄として知られます。

また中国有数の面積の省です。人口の97%が漢民族ですが、中国の56の民族のうちチベット族、イ族、羌族な53の民族が暮らす地域でもあります。少数民族の料理の影響を色濃く受けた独特の食文化が花開きました。

四川省の世界遺産

四川省の世界遺産

四川省は6つの世界遺産(自然遺産と文化遺産)があることが、中国や世界中で知られ、日本からも毎年大勢の観光客が訪れています。カルスト地形の独特の景観を持つ九寨溝(きゅうさいこう・1992年、自然遺産)と黄龍風景区(こうりゅうふうけいく・92年、自然遺産)。これらはジャイアントパンダの生息地としても有名なエリアです。中国仏教の聖地であり、中国三大霊山のひとつ、峨眉山(がびさん)、および唐代に造営された世界最大の石仏である楽山大仏 (らくさんだいぶつ)は97年に自然と文化の複合遺産として登録されました。また、道教の発祥の地のひとつでもあり原生林や渓谷を数多く持つ青城山(せいじょうさん)。そして、青城山と都江堰(2000年、文化遺産)の六ヵ所が登録されています。

四川省の省府・成都

四川省の省府・成都

省府(日本で言う県庁所在地)成都は、政治、経済、金融、交通、貿易の中心地です。2300年以上の歴史を持つ成都は、三国時代の蜀(しょく)の都であると同時に、豊富な食文化を持つ食の都としても知られています。多くの観光客を魅了しています。

経済的発展は最近のことで20年前の改革開放以降になります。2001年、成都の人口は1000万人を突破し、国内生産総額も1491億元に達しました。国際交流も活発化し、山梨県甲府市をはじめ世界10ヶ所の都市と姉妹都市を結んでいます。四川省自体も1985年、山梨県と姉妹関係を結んでおります。

四川省といえばパンダ

四川省といえばパンダ

1972年の日中国交回復で、中国からジャイアントパンダ、ランランとカンカンが上野動物園に贈られました。中国の85%以上のパンダは四川省にいるので、「パンダの故郷」とも呼ばれます。ジャイアントパンダは漢字で書くと「熊猫」と表記します。パンダは竹食などの草食傾向が比較的高い雑食性の大型哺乳類。平均寿命は15年前後で、その数は2000頭に満たず、絶滅危惧種であり、ワシントン条約の対象でもあります。現在観光地と有名な成都パンダ基地などで人工繁殖が進められています。